ベース本体は買ったけど、その他に必要な機材やアイテムを知りたいな。。。
おすすめのアイテムを必要度別にご紹介しますね!
この記事を書いている僕は、現在ベース歴28年。ときどきプロのアーティストのライブサポートや、レコーディングでベースを弾いています。
初めてベースを買った後、ベース本体の他に何を揃えればいいかって最初はわからない方も多いと思います。
ベースを始めるためには「音を出すための道具」、「楽器のメンテナンスの道具」など、ベース本体の他に必要なものがけっこうあります。
最初から出費がかさむとがっかりする人もいるかもしれませんよね・・・。
ただ、楽器は年をとっても楽しめます!これから何十年も楽しめる…そう考えると多少の出費もしょうがないと考えれるのではないでしょうか?
そこで、この記事では初心者が最初に必要なアイテムを厳選してまとめました。
それぞれの予算と、初心者におすすめのアイテムも一緒にご紹介させていただいてます。
これからベースを始める方は参考になると思いますのでぜひ最後までご覧ください。
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■ 厳選!ベースを始めるのに必要なもの16選!予算とオススメ商品も紹介
□ 最初から必要なもの ≪必要度★★★≫
・チューナー
予算 1.000円~
チューナーとは弦の音程を決められた高さに合わせる時に使う機材です。
チューナーには色々とタイプがあり、その中でも人気なのがクリップチューナーとペダルチューナーです。
スタジオでのバンド練習や、ライブまで考えるとペダルチューナーがおすすめです。
おすすめのチューナー
TU-3 クロマチック・チューナー / BOSS
言わずと知れたBOSSのチューナーです。沢山のベーシストが愛用しております。僕もこの機種の前モデルの「TU-2」を10年以上使っていました。初心者には十分なチューナーだと思います。
・ベース教則本(初心者用)
予算 1.500円~
ベースを買っても何から弾けばいいのか最初はわかりませんよね?
いきなりベーススクールに通ってもいいですが、最初は初心者用のベース教則本を買って練習するのがおすすめです!
予算も少なく手軽に始めれますし、僕も最初は教則本から学びました。
教則本で練習するコツは、焦らずに1ページずつ丁寧に進めていくことです。
チャプターごとの課題を着実にクリアーしていけばしっかりとした演奏技術が身に付きます。
初心者の方は、DVDが付いた教則本が詳しく演奏方法を動画で確認できるのでオススメですよ!
おすすめの教則本
DVDで今日から弾ける! かんたんエレキ・ベース New Edition / リットーミュージック
2020年7月にリットーミュージックから発行されたロングラー入門書の最新リニューアル版です。
ベースのタイプ・チューニングの方法・アンプでの音の出し方・ベースの弾き方・譜面の読み方などが写真や図解付きで分かり易くかかれていて、初心者でも知識ゼロから学べます!
課題曲も人気ヒット曲なので音楽に詳しくない方でも始めやすいと思います。
また、DVD動画がYouTube連動されていてスマホでもチェックできるのがとても便利です。
ちなみに月額980円でたくさんのベース教則本や、ベースマガジン等の音楽雑誌が読み放題になる、『Kindle Unlimited』というサブスサービスがあります。
もちろん、初心者向けの教則本や、ベーシストなら誰もが憧れるスラップについての教則本もたくさん登録されています。
僕もこのサービスを利用してるんですけど、色々な情報を得ることができてコスパも最高なのでオススメですよ。
・アンプ(自宅練習用)
予算 5.000円~
アンプはベースの音を出す機材です。自宅用の小型アンプを買うと良いでしょう。
また、自宅では大きな音を出しずらいと思いますので、ヘッドフォン端子やAUX IN端子も装備されているアンプを購入するのがおすすめです。
※AUX IN端子・・・オーディオケーブルを繋いで、スピーカーからベース音と一緒に曲を流せる端子です
練習時にヘッドホンやイヤホンでベース音を聴ければいいという方は、ヘッドホンアンプがオススメです。
ヘッドホンアンプは持ち運びも便利で手軽に練習できるので、僕もかなり愛用しています。
・シールドケーブル
予算 500円~
シールドケーブルは、ベースとアンプをつなぐケーブルのことです。
性能によって価格はピンキリですが、最初は安いシールドで良いと思います。
ベース歴が長くなるにつれて自分の出したい音が見えてくるので、その時にどんなシールドが自分にとって合っているのか調べてみると面白いと思います。
・ストラップ
予算 500円~
ストラップはベースを肩にかける道具で、立って演奏するために使います。
デザイン・材質・長さ・幅などが選ぶ基準になります。
特に材質はフィット感や、楽器の滑りやすさの具合(いわゆるヘッド落ち)が変わる為、演奏性にも大きく影響します。
そういった意味で、ストラップは楽器の一部だと言っても過言では無いです。
はじめのうちはどれが自分に合うのかわからないので、いろいろ試してみると良いと思いますよ!
おすすめのストラップ
M1-DBR / LEVY’S
僕も現在使用しているストラップです。革製で、裏地が滑りにくいスエード素材なのでヘッド落ちしないのが特徴です。幅も丁度よく長時間の演奏でも疲れずらいです。シンプルなデザインなのでどんなベースにも合います。革製の商品の中では安価ですが、けして安っぽくなく個人的にはとても気に入っています。
■サイズ
・長さ:約94-130cm
・幅:約6.3cm
・ピック
予算 100円~
ベースをピックで弾く時に使う道具です。そのため、指弾きの人にピックは必要ありません。
ピック弾きは指弾きと並んでポピュラーな奏法です。
ピック弾きの特徴として、指弾きには出せない芯の通った硬い音が出せます。
形状や厚みによって演奏性や音が変わるので、是非いろいろ試して自分好みのものを見つけてください。
指弾きの人はピックは必要ありませんが、価格も安いので1枚買ってピックの音を試してみるのも良いと思います
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□ ゆくゆく必要になるもの ≪必要度★★≫
・指板潤滑剤
予算 500円~
指板潤滑剤はフィンガリングを滑らかにしてくれるアイテムです。
弦に直接塗るタイプとスプレーして使うタイプがあります。
汚れやサビ防止の効果もあり、弦を長持ちさせるのにも効果的です。
おすすめの指板潤滑剤
FAST-FRET / GHS
こちらは弦に直接塗るタイプの指板潤滑剤です。ずっと使っていますが問題なく効果も十分です。
スプレータイプと比べて余計に飛び散らないのが良いポイントですね。また、飛行機移動などでスプレータイプの携帯が難しい時などもこれなら安心です。
・ポリッシュ
予算 500円~
ポリッシュはベースの汚れ落としに使う道具です。
汚れ落としの他にも、艶出し効果もあり、新品のようにピカピカになります。
主流となっている塗装は大きく分けて4種類です。自分のベースの塗装を確認しておきましょう!
- ポリウレタン塗装:幅広くどのグレードの楽器にも使われている
- ポリエステル塗装:大量生産の安価な楽器に多い
- ラッカー塗装:高額楽器やヴィンテージ楽器などに多い
- オイルフィニッシュ:一部の楽器に使われている
おすすめのポリッシュ
PRO FORMULA POLISH / KEN SMITH
長年愛用してますが、これを使ってベースを磨くとピカピカになりとても気持ちいいです。
ラッカー・ポリウレタン・サテンフィニッシュなどのベースにも使用できます。
・指板オイル
予算 500円~
指板オイルは、指板のごみや油汚れを落とし、乾燥を防ぐ効果があります。
ローズウッドやエボニーの指板の場合、乾燥するとひび割れてしまう事があります。
そのためオイルで指板に潤いを保ち、割れを予防する必要があります。
僕は弦交換のタイミングでオイルで指板を保湿しています。
ちなみにコーティングされているメイプル指板のベースは、オイルで保湿する必要は無いと言われています。僕もメイプル指板は保湿はしてません。
おすすめの指板オイル
FRET BOARD JUICE / BIGBENDS
ピュア・ミネラル・オイル100%の指板オイルです。
レモンオイル等の柑橘系果皮のオイルにはリモネンの様な溶剤が含まれているそうです。溶剤はフレットの浮きや、ポジションマークの接着を緩めてしまう原因になるそうです。
こちらのオイルは溶剤なども入っていないため安心して使えます。
・クロス
予算 300円~
ポリッシュやオイルをつけてベースを拭く布です。
クロスはベースのメンテナンスには欠かせない道具です。
マイクロファイバークロスや、コットンクロスなどいろいろ種類がありますが、僕はあまり気にしないで安いのを買っちゃってます。
・工具(六角レンチ、ニッパー等)
予算 100円~
ベースの弦交換や弦高の調整などで、ニッパーや六角レンチが必要になります。
工具はベースのネジにサイズが合うものがご家庭にあればそれで大丈夫です。
六角レンチなどはベース購入時に付属されてることもありますよ
・ベース弦(替え弦)
予算 1.000円~
ベース購入してしばらく経つと、弦が劣化してくるために交換する必要があります。
エレキベースの弦の寿命は、使用頻度にもよりますが1~2ヵ月です。
初心者の方はそこまでシビアに寿命を意識して弦交換しなくても良いと思いますが、サビなどで演奏性も音質も劣化していくので、ある程度のスパンで交換しましょう。
ベースの弦は、メーカー・素材・ゲージの太さによって音質が変わります。是非、色々な弦を試してみて自分好みの弦をみつけて下さい。
おすすめのベース弦
EXL165 Nickel Wound / DADDARIO
ベース弦の定番といってもいいDADDARIOのニッケル素材・ロングスケールの弦です。
弦を出しているメーカーはたくさんありますが、初心者はまず定番のDADDARIOから使ってみて、徐々に他のメーカーや素材の弦を試してみると良いと思います。今回ご紹介する弦のゲージは僕がいつも使っている 45-105 です。
□ あると便利なもの ≪必要度★≫
・メトロノーム
予算 1.000円~
一定のテンポで音を鳴らしてくれるミュージシャンなら必須のアイテムです。
とくにベースはリズム感が大切な楽器ですし、普段からメトロノームで練習しておくと良いと思います。
スマホアプリでも無料のメトロノームがたくさんあるのでぜひ検索してみて下さい
・楽譜
予算 300円~
ベースが弾けるようになってきたら、自分が好きな曲を弾いてみたいと思います。
ただ、初心者がいきなり耳コピ(曲を聴きながら音を探す方法)は大変だと思いますので、最初は楽譜を買って曲を覚えるのが良いと思います。
楽譜は楽器屋さんや本屋さんで売ってますが、ネットでも楽譜をダウンロードできるサービスがあります。
弾ける曲がたくさんあるとベースを弾くのも楽しくなりますし、是非自分の好きな曲をどんどんコピーしてスキルアップして下さい。
おすすめの楽譜販売サイト
ぷりんと楽譜 / YAMAHA
弾きたい希望のパートの楽譜を1曲から購入・印刷ができるサービスです。
ベーシストはベース用のtab譜でダウンロードが可能です!
サービスを運営してる会社もあの有名なYAMAHAなので安心して使えます。
楽器屋などでは欲しい曲の楽譜が無いことも多いと思いますが、『ぷりんと楽譜』では沢山のアーティストの曲が販売されているので探す手間や時間の節約にもなります。
・エフェクター
予算 3000円~
エフェクターはベースの音色を変える機材です。音を歪ませたり、伸ばしたり、音を加工できます。
ベースは、ギターほどエフェクターが必要な楽器ではありませんが、コンプレッサーやプリアンプペダルなどベーシストにとって必須といわれるエフェクターも多いです。
おすすめのベースエフェクター
MS-60B / ZOOM
ベース用のマルチエフェクターです。僕もライブで使っています!
小型ながら142種類のエフェクト(Ver2.0以降)から同時に4つ使用できるという優れものです。
1~2時間自宅で遊んでみれば操作の方法にも慣れると思います。
チューナーも内蔵されているので、これ一台あればスタジオ練習も可能です。
・ギタースタンド
予算 700円~
ベースを立てかけるスタンドです。
これがあると自宅でベースを練習しようと思った時にすぐに弾けるので便利です。いちいちケースにしまうのも手間もはぶけます。
また、ケースにしまって壁に立てかけているよりもネックへの負担が減ると言われています。
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■ まとめ
今回はエレキベースを始める時に必要なアイテムを書かせてもらいました。
価格もそれぞれピンキリですが、必要度が★★★のものから気に入ったものを揃えていけば良いと思います。
この記事がベース初心者さんの参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました