いつも同じメーカーの弦しか使ってないけど、いろんな弦を試した方がいいのかな?自分におすすめのベース弦ってあるかな?
弦によってベースの音って結構かわるので、個人的にオススメの弦を紹介しますね!
この記事を書いている僕は、現在ベース歴28年。ときどきプロのアーティストのライブサポートや、レコーディングでベースを弾いています。
ベースの弦ってツイツイいつもと同じ弦を買っちゃいがちですよね。
とくに初心者さんの中には「今まで同じ弦しか使ったことがない」という人も多いんじゃないでしょうか?
だけど、弦のメーカーや種類を変えることでベースの音ってけっこう変わるんです!
そこで今回は僕が今まで使った弦の中でおすすめの3つをご紹介したいと思います。
音作りは、弦選びから始まるといっても過言ではありません。
今までなんとなく同じ弦を使っていたという人は、この機会にぜひご自分のベースに合う弦について考えてみて下さい。
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■ おすすめのベース弦を3つご紹介!音作りは弦選びから始まります
□ RC4G N BASS STRINGS NICKEL ROUND WOUND / R.COCCO(リチャードココ)
イタリア製のニッケル素材ラウンドワウンド弦です。
リチャードココの弦は厳選された素材のみが使われ、一本一本を職人による手巻き製法によって作っているためクオリティがとても高いです。
音色は派手ではないけれどもクリアで存在感のある上品な音で、ジャズべやプレべなどとはとても相性がいいです。
また、張りたてでも音がギラつかなく、弦の寿命も比較的長めのため、安定した音色を出し続けることが可能です。
まるで自分のベース本来の音をワンランク上げてくれるような弦だと思います。
ここ2~3年の間に使っている人も増えて、ショップでもよく見かけるようになり、僕も現在はメインのベースにこの弦を張っています。
・RC4G N BASS STRINGS NICKEL ROUND WOUND / R.COCCO(リチャードココ)
価格:★★★
弦の寿命:★★★★
ゲージ:.045、.065、.085、.105
《 特に相性の良いジャンル 》
伝統的なベース音を好むようなジャンル
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□ RS66LD / ROTOSOUND ( ロトサウンド )
イギリス製の、ステンレス素材ラウンドワウンド弦です。
ロトサウンドはイギリスの弦専門メーカーです。
イギリスの自社工場ですべて生産しており、安定した品質に定評があります。Billy Sheehan(ビリー・シーン)などのトップ・ベーシスト達にも愛用されています。
音色はステンレスらしくパンチがあり、低音が効いたギラついたサウンドになります。
出音にとても瞬発力があり、音が前に出てきます。弾いた瞬間に低音の効いた音が 『 ドーーーン!!』と鳴る感じです。
普通に弾いても迫力があり、スラップなどとも相性が良く、ベースの音をグッと前に出してくれるようなパワフルな弦だと思います。
僕が以前、もう少し低音を出したいと悩んでいた時にこの弦と出会い 「やっとパワーのある弦を見つけた!!」と、とても喜んだ記憶があります。
同じ悩みをもっている方は一度試してみる価値はあると思います!
・RS66LD / ROTOSOUND ( ロトサウンド )
価格:★★
弦の寿命:★★★
ゲージ:.045、.065、.080、.105
《特に相性の良いジャンル》
低音の効いた派手なベース音を好むジャンル
□ NANOWEB Nickel Light/Medium #14077 / ELIXIR ( エリクサー )
エリクサーのニッケル素材ラウンドワウンド弦です。
エリクサーと言えばコーティング弦の定番として有名です。
プロのベーシストでもBOHさんなどのスパーベーシストからも愛用されており、その品質は確かなものとなっております。
コーティングされている為サビや汚れに強く、弦の寿命が通常の弦と比較して3〜5倍は長持ちすると言われています。
僕も実際に使用してみて、そのくらい弦の寿命が違うと感じています。
また、指が弦の上を滑りやすくスライド奏法などはとてもしやすいです。
音色は少しブライトなイメージで、低音や高音がへんに強調されてはないため、バンドアンサンブルにすっと溶け込んでくれるような音です。
価格は高めですが、弦の圧倒的な寿命のおかげで交換頻度がさがり、結果としてコストパフォーマンスが良くなります。
弦の音色さえ気に入れば最強の弦だと思います。
僕は普段弾くことが少ないサブベースにエリクサーを張っています。おかげで久しぶりにサブベースを弾いても劣化していないクリアな音が出せて助かっています。交換の手間もかからずコストもかからず最高です。
NANOWEB Nickel Light/Medium #14077 / ELIXIR ( エリクサー )
価格:★★★★
弦の寿命:★★★★★★
ゲージ:.045、.065、.085、.105
《特に相性の良いジャンル》
オールジャンル。ただ、派手なベース音を好むジャンルよりは、歌ものやPOPに合うと思います。
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■ まとめ
今回は、毛色の違う3種類のベース弦についてご紹介させていただきました。
ベースを複数持っている方はそのベースに合わせて弦を張ってみたり、一本しかベースを持っていない方はその時の用途に合わせて弦を選ぶのも良いと思います。
ベースの音に不満がある場合、弦を変えることで解決する場合が良くあります。
もし、今の自分の理想の音が出せないと悩んでいる方は、いちど自分の思い描く音を出せる弦がないか調べて探してみたらいかがでしょうか?
この記事がベーシストさんのお役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました