- 中国は電圧が日本と違うらしいけど、エフェクターって普通に使えるの??
- こんど中国でライブするんだけど、持ち物は何を準備すればいいだろう?
ベーシストさんのこんな疑問にお答えします。
最近は、中国でライブする日本人アーティストが多くなってきましたよね!
これから中国でライブすることが決まっているという方もいるかと思います。
僕もおかげ様で今までに中国9都市で10回以上サポートベーシストとしてライブさせてもらっています。
今回はその経験から、『ベーシストが初めて中国でライブする際に気を付けるべきこと』を書かせていただきます。
せっかくの海外でのライブ!不安要素を無くして最大限楽しみたいですよね!
ベース以外の他のパートの方も役に立つ点もあると思います。
これから中国でライブをする予定のあるミュージシャンの方は是非最後まで読んでいただければ嬉しいです。
飛行機でのベースの運び方についてはこちらの記事をご覧ください
・空港でベースを預け荷物にする際の梱包のコツは?写真付きで詳しく説明しました!
スポンサーリンク
■ 目次1:中国のライブ会場で気をつけること
・電圧の違い
中国でエフェクターを使う場合、電圧の違いは要チェックです。
日本の電圧は 100ボルトです。
中国の電圧は 220ボルトなので、日本と同じようにエフェクターを使うにはアダプターがグローバル対応になっている必要があります。
グローバル対応でない場合は変圧器を使うか、電池で使用する必要があります。
アダプター表記で INPUTが「100-240V」となっていればグローバル対応です!
いつも通りそのアダプターをエフェクターにつないでそのまま使えます。
・中国のコンセントの差込口について
中国のコンセントの差込口は基本的に日本の製品がそのまま使えるものがほとんどです。
ただ、地域によっては使えない場合があるみたいなので、念のためにプラグの変換装置は持って行った方が安心かと思います。
僕はいままでに中国9都市で10回以上ライブしてますが、一度も変換プラグは使用しないで大丈夫でした!
・ベースの音作りについて
中国では基本的にベースアンプにマイクを立てないようです。
その為、アンプでいくら音を作っても外音には反映されません。
音作りはプリアンプなどを使用して足元で完結させれるようなシステムでライブに臨むのが良いでしょう!
過去、中国でのライブすべての会場でアンプにマイクは立ってませんでした。
・リハーサルの流れ
リハーサルの流れは日本のそれと全く一緒でした。
日本で何度もライブをしてる人には違和感なく出来ると思います。
★リハーサルの流れ★
- 各パートのサウンドチェック
- バンドで曲を演奏して全体のサウンドチェック
- モニターや外音などの調整
- 最後に全体で確認して終了
PAさんとのやり取りは基本的に中国語か英語でした。
簡単なモニターの要求でしたらつたない英語で通じましたが、外音への細かい希望などはそれでは難しい感じがしました。
細部にわたってしっかり指示したいなら、通訳を用意するか、事前に中国語で支持票を準備するなどの準備が必要かと思います。
スポンサーリンク
・予備で持っていくと安心なもの
何か不具合が起きた時に海外だとすぐに対応できずに困ってしまいますよね。
不測の事態に備えてある程度は準備しておくと安心です。
★僕がいつも用意してる予備アイテム★
- 予備のチューナー
- 予備のストラップ
- 予備のベース弦
- 念のためコンセントの変換プラグ
- エフェクター用の電池
過去に一度だけメンバーのチューナーが壊れてしまったことがあり、その時に僕の予備チューナーが活躍しました。自分だけでなく、メンバーが困った時にも助けれますよね!
■ 目次2:中国滞在中に他に気をつけること
・水について
なかなか飲む人はいないと思いますが水道水は飲まないのが鉄則です。
どのコンビニでも普通にミネラルウォーターが売っていますし、ホテルなどに泊まるとだいたいサービスで水のペットボトルがおいてあります。
体が資本ですので、飲み水には気をつけましょう!
僕は歯磨きの際にもコンビニで買った水を使ったり、シャワーの際にも水を口に入れないように気をつけました。
ホテルのサービスミネラルウォーターですが、受付の人や、清掃のおばちゃんに愛想よくお願いすれば余計にくれたりもしましたよ!
・トイレについて
中国では水圧が弱かったりペーパーの質が悪かったりの理由で紙を便器に流さないのが一般的です。
トイレにはごみ箱が備え付けられていますので、うっかり流してトイレを詰まらせないように気をつけましょう。
トイレットペーパーがないことも多いので、用を足す前に紙があるかは絶対確認が必要です。
・地図アプリについて
中国では日本でいつも使っている地図アプリはズレがひどくてちゃんと使えませんでした。そのため中国でも普通に使えるアプリが必要になります。
中国で利用できる地図アプリを事前に確認しておくことをオススメします。
■ 目次3:中国滞在時の必須アイテムや、便利なアイテム
・必須アイテム
- ビザ・・・最重要アイテムです。これがないと中国でライブできません。
- シムカード・・・最初はバンドでWi-Fiを借りてましたが、最近はもっぱらシムカードです。日本と同じ感じでスマホを使えます。
- モバイルバッテリー・・・必須アイテムです
- 胃腸薬、風邪薬、湿布・・・すべてお世話になりました。特に風邪薬は必須!
- 海外保険・・・何かあった時に安心!
保険についてですが、メンバーの一人が体調不良で海外の病院にお世話になったことがあります。本当に何が起こるかわかりませんよね。色々な意味で自分を守るためにも保険は入っておいた方が良いと僕は思います。
・余裕があれば持っていきたい便利アイテム
- 除菌シート・・・食事の際にお箸や食器を拭いたり
- 除菌スプレー・・・汗のにおいや食事でついた匂いをとりたい時に
- 汗拭きシート・・・ライブ後に汗を拭くのに
- 折畳みの傘・・・雨の多い季節は必須です
- カロリーメイト・・・食べ物に好き嫌いの多い人は必須です
- マフラー・・・移動で空調が寒すぎる時など、季節問わず便利
- ベースのソフトケース・・・ホテルとライブ会場が近くて徒歩移動の時など
スポンサーリンク
■ まとめ
今回は中国に限定してベーシストが覚えておくと良い注意点を書かせていただきました。
個人的に初めて中国に行った時は、文化の違いにとても驚きましたが、今では中国でライブするのが待ち遠しいくらい好きになってしまいました!
今後、中国でライブする予定の方も是非この記事を読んで中国のすべてを楽しんでライブしてくれたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました